年度末最後のロングホームルーム

 

予定調和的には、最後ということで一年を振り返って

あんなこと、こんなこと言おうかなぁとか考えていた。

 

通知表を配り、クラス写真を撮る。相変わらずクラス写真一枚撮るにも時間のかかる子たちだ

撮影が終わり、次年度の始業式の連絡とかいう以前に蜘蛛の子を散らすように生徒はいなくなっていた。

 

写真撮影の前に机と椅子を教室の外に出しちゃったからまとまりがなくなったというのもある。

 

始業式の話もしないわけだから当然、一年を振り返ることもなかったわけです。

 

そんなめちゃくちゃな終わり方をした一年の最後の日

 

思えば 辛いこと 悲しいこと 苦しいこと 嫌になること ばかりでした普通だったら不登校になる。

 

不登校になったらまけかなというのがあった。

 

通勤距離40キロ

片道2時間かかる

こんな場所に配置され、嫌だったらやめていいんだよ

代わりのコマはいくらでもあるんだからという

声がこの人手不足の時代に聞こえてきた

 

人手不足って待遇が悪い非正規雇用をこうやって使い捨てのようにしてたからじゃないのか。そう思う。